法にふれない人の道に外れたやつのいく先はただ一つ!

書評

『ブラック・エンジェルズ』(平松 伸二)


「地獄へおちろ!」
この一言が全てを語っています。法律で裁かれないド外道を、
ブラックエンジェルズが制裁を下していく超バイオレンス・アクション。
とにかく悪いやつが多すぎて、裁き甲斐があります。

見どころ

  • 犯人探しは不要、出た瞬間にわかる悪人ヅラとド外道っぷり
  • ブラックエンジェルズの決めゼリフと決め技
  • 嘘だろと言いなくなる仲間達の凄惨な死にざま

本の紹介

  • 1981年~1985年に『週刊少年ジャンプ』で連載
  • 全20巻

主な登場人物

雪藤 洋士(ゆきとう ようじ)

  • 主人公のブラックエンジェル
  • 自転車のスポークが武器
  • 決めゼリフ:地獄へおちろ!
  • 「わが心すでに空なり」と唱えれば、全てを無効化する

松田 鏡二(まつだ きょうじ)

  • 懲戒免職刑事のブラックエンジェル
  • 全身凶器の殺人空手使い
  • ゾウに踏まれても押し返し、バズーカ砲すら受け止める人間離れしたパワー

鷹沢(たかざわ)

  • ブラックエンジェル創設者の神父
  • ロザリオで絞首する
  • 決めゼリフ:汝に神の裁きを!

亜里沙(ありさ)

  • シスターのブラックエンジェル
  • 催眠術で自殺に追い込む
  • 決めゼリフ:罪深き悪魔の使徒よ!地獄の淵へかえれ!!

羽死夢(はしむ)

  • お笑い担当のブラックエンジェル
  • 男性の大事な部分を握りつぶす
  • 決めゼリフ:聞け〜!地獄の響きを〜〜!!

あらすじ

アルバイトをしながら自転車で日本一周の旅をしている、一見気弱そうな青年雪藤
彼のいく先々で出くわす、法で裁けない外道たち。
そこに黒い天使が舞い降りる。
それが雪藤の正体、闇に紛れブラックエンジェルとなり外道を裁いていく。
道中、そんな外道を許せない松田もあるきっかけで仲間に加わる。

実は雪藤が自転車で旅をしているのには理由があった。
それは鷹沢がブラックエンジェルを創設したことに関係する。

雪藤がブラックエンジェルになるきっかけ
亜里沙、羽死夢と多くの仲間たちともに
日本をも動かしかねない巨大な組織との壮絶な戦いが始まる。
闇と闇、影と影の殺戮。
M計画とは何か?

そして、荒廃した世界に光がさす

白い天使が舞い降りる…

感想

小学生の時に流行りました。
今の少年誌だとこの内容は無理じゃないでしょうか。
敵の倒し方やド外道っぷりはとてもじゃないが、小学生には見せれない。
第一話でいきなりトイレでの裁き方、小学生には衝撃でした。
そして、一コマ出てきた瞬間にわかるあのツラ
なんて悪い顔してんだと思ったものです。
とにかくちょっと怒っただけで、すぐナイフや銃が出てきます。
銃刀法はありません。
まぁ、警察も外道ですからね。
そして、この世界は一般人よりヤクザの方が多いという恐ろしい世界です。

昔はそんなことは関係なく木の枝なんか持っては
「地獄へおちろー!」とかやって遊んでいました。
プールに行ったら水鵬で「水流死道波!」で水の掛け合い。
トランプ持ったら飛鳥ですよ。
羽死夢は…ないですね。

今だからこそ読んでほしい
あの頃を思い出しながら、もう一度

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