【MX ERGOレビュー】手首の負担軽減や腱鞘炎予防に一番おすすめ

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辛い腱鞘炎から解放されるため、試行錯誤の末にたどりついたマウス。それが『Logicool MX ERGO』。
2ヶ月使用しておすすめできると確信したのでレビューします。

『MX ERGO』を使用するまでの経緯

仕事はIT関係ですので、ずっとPCを使用しています。
2年ほど前から腱鞘炎が悪化し、ずっと苦しんでいる日々。
仕事だけでなく家でも長時間PCを使用しているので、なかなか治りません。
そのため、1年近く整骨院にも通いましましたが、完治までには至らず。
コロナ感染と金銭面のことがあいまって、通うのをやめました。
手首を傾けるエルゴノミクスマウスもしばらく使用しましたが軽減されず。
しばらくは左手でマウスを使用し、箸も左手で持ったり。
お金がかからないので、左手で操作するのが一番ですが
左手マウスと右手キーボードの操作連携がいまいちしっくりきません。
悶々と過ごす日々、そんな時に『MX ERGO』に出会いました。

『MX ERGO』を実際に使用してみて



親指で操作するトラックボールですが、3日間くらいは使いづらいです。
思ったところにカーソルがいきません。
ただ、手首が痛くならないので、しばらく使い続けていたところ
「なじむ 実に!なじむぞ」
1週間もすれば、慣れてきます。
今では家と職場どちらにも、持ち歩いて使用しているほどお気に入り。
腱鞘炎とは関係なく、慣れると使いやすいのではないでしょうか。
値段1万円強と高いですが、買ってよかったですね。
使用して2ヶ月ほど経ちますが、手首のだるさは今までのマウスで一番少ないですよ。

今はこんなPCの周辺環境はこんな感じ。
左手でもMagic Trackpadを操作して負荷分散しています。

『MX ERGO』が腱鞘炎予防に有効な点は2つ

手首の角度

机の上に手を置いた時、意識しないと手のひらは机にベターとくっついていないはず。
無意識な状態だと手のひらが多少浮いていませんか。
普段使用しているマウスだと手のひらは机と水平になりますよね。
だから通常のマウスだと、長時間使用していると手首がつらくなります。
自然に傾いている角度でマウスが持てると負担は少ない。
『MX ERGO』は、傾斜角は20度(0度も変更可)となっているため、楽になるわけです。

腕を動かさない

あまり関係なさそうですが、実際に使用してみて関係あると感じました。
以前、傾斜角のあるエルゴノミクスマウスを使用していました。

これです。
確かに手首は楽になりましたが、2週間くらいすると傾けて持っていることがつらくなりました。
でも『MX ERGO』だと、それがありません。
傾斜角が違うので一概には言えませんが、楽になったのは事実です。

『MX ERGO』の気になる点

価格が高い

健康とは引き換えにはできないのですが、1万円以上は高い。
もう少し安くして欲しいですね。
腱鞘炎予防として同等の性能であれば、『MX ERGO』の後継機『M575』があります。
こちらは『MX ERGO』の半額くらいなのでこちらもおすすめです。

慣性スクロールが効かない

Macならアプリ『MOS』で解決します。
ただ、職場はWindowsなので『MX MASTER3』のフリースピンをつけたものを次は出して欲しい。

トラックボールに慣れるまではつらい

慣れると本当に快適ですよ。それまではストレスですけど。
通常のマウスには戻れなくなります。
あと、手が小さい人は合わないかもしれませんね。

重い

262gとズッシリと重いですが、そのぶん安定しています。
持ち運びしない人であれば、特に気にならないでしょう。

まとめ

手首の負担軽減や腱鞘炎予防のマウスとしては現時点では一番おすすめです。
そういう観点からはスペックは副次的なので、あえて語っていません。
プログラムごとにボタンの操作をカスタマイズできたりと便利な機能もあります。
Excelで横スクロールできるのも嬉しいところ。
人によっては合わない可能性があるので
家電量販店などで実際に試してみることをおすすめします。

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