【DAOC冒険記】第8話

ナツMMO

無言の男の詩

薄暗い森の湖のほとりに静かにそれは眠っている。
光も届かず、どこか寂しそうに…。
忘れ去られた戦士の墓。
きっと未来への遺産が…

……。(俺の墓だ)

サッ!

涙は流さなかったが、無言の男の詩があった。
奇妙な友情があった。(ない)

残るはこのKouta独りか…
だが頂点に立つ者は常にひとり!(いつも)

生きている間に墓を立てる権力者な俺。
さすが俺でごわすな!(ここら辺が権力者らしい)
ガハハ…ハァ~…。(哀愁)
立派な墓だなぁ…グスン。(涙)

やはり、一人だと限界があるのか…。
いや、違うぞ…違うぞ、Kouta!

信念さえあれば 人間に不可能はない!
人間は成長するのだ! 
してみせるッ!(強気)

ん~でも死んだのはきっとこの槍のせいだな。(成長終了)

影の国の女王スカアハ。
彼女のもとで武術を学び、その免許皆伝の証として授かった槍。
魔槍ゲイボルグ。(※注意:店頭に並んでいます)

激しい連戦が続いたため、そろそろ修理が必要だ。
この痛み具合からすると…

そ…そうだな、ちっと修理代がバカ高くつくなこれは!

町に戻ろう。

ほう…、なかなかいい村だ…。(町)

さっそく、鍛冶屋に修理を依頼する。

あ、これは神槍Kouta様!
ん~いつもの頼むよ。
ただいま修理中(一人芝居)

孤独は人間をカラッポにするからな!(クッ…負けるもんか)

耐久度は下がるが、また新品同様になる。
いい仕事してますねぇ。

オレの槍は修理は完了ォォォォォ!
そしてくらえッ 新しい対吸血鬼兵器!
紫外線照射装置ィィィィィィィィ!! 

とか言いながら、今日も一人楽しく遊ぶんだ♪

一人は気楽でいいな、やっぱり…。(哀愁)
泣いてなんかないよ…。(うっすらと涙が)
ホントだもん!
ホントだもぉーんッ!(泣)

2001.12.7


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