【EQ冒険記】第2部 第9話

みてなベイビー

「Are you japanese?」
前回の続き。

さっそく返事をしなくては…しかし、ここで焦って変なことを言ってはいけない。
こういう時はまず深呼吸だ。

フゥ~…フーフ

おっと!危ない危ない、やれやれだぜぇ。(一人芝居)
またまた波紋を練るとこだった。
随分前これで失敗したからな。

さすがは俺!

この俺に二度同じ手を使うことはすでに凡策なんだよ!(逆ギレ)
とりあえず「あなたはバトルジャパンですか?」と聞かれてきたわけだから返事はこうだ!

「No! I’m Japanese!! (否!俺は英国紳士コータ=ジョースターだ!!)」

Good!さっそく意気投合。(Why?)
他にも仲間がいたので、全部で4人の大パーティーとなる。

こうなるとオークキャンプでせこせことEXPを稼いでいられない。
目指すは花の大都会CrushBone。
ここから俺のサクセス・ストーリーが始まる。(始まらない)
というわけでCBに行くことに。

初めての未体験ゾーンに突入。

ワクワク、ドギマギ、ドキドキパニック!?(わけわからん)

突入後、いきなりのシャウト!
なにこれ?みんなブルーハーツのファンか思った瞬間!
全てが理解できた。
なにやらものすごい集団がこっちに向って来ている。
前方を走っていたPCがパタパタと倒されていく。
阿鼻叫喚、ものすごい光景。
そう、オークの集団だ。
オークが連なってあたかも列車のようになっているのだ。

くそぉ俺も電車でGo!ごっこに入れてくれとか考えてる暇はない。
この暴走特急を止めるのは誰だ?

そう、俺しかいない!(この時LV5、無謀キャプテンも真っ青)

よォーし!みてなベイビー!
あ~~~ん……………たのもしいわ!あたしのブルりん!(妄想)

……数秒後、いつのまにやらゾーン。

「大丈夫?」
「フヒー ひ…必死に逃げてきたんですゥ」

ダメじゃん。(すらっと茶)


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